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習志野市本大久保のセカンドハウスにて2年前からお悩みの雨漏りをサイディング張替工事で改善
習志野市 雨漏り修理 サイディング張替工事
【工事のきっかけ】
基本情報
- 施工内容:雨漏り修理 サイディング張替工事
- 築年数:築8~9年
今回雨漏り補修のご相談をいただいたのは
セカンドハウスとして利用されている2階建て住宅です。築8~9年と、雨漏りを起こすには早いのですが、出窓付近からの雨漏りが考えられ一度工務店へご相談をしたようです。雨漏りの原因だと思われる箇所にコーキング補修を施工されたようですが、一向に良くならず風が強く吹き込むような雨の日に雨漏りが起きてしまうようです。2年前に強風でスレート屋根材が飛散したことがあり補修済ですが、屋根材での破損が雨漏りにも関係あるのではないかと心配されていらっしゃいますので、全体的な点検を行い雨漏りの原因を特定していきたいと思います。
まずは一度補修を行ったスレート屋根材です。飛散したスレート屋根材は葺き替えを行いましたが多数のひび割れも見られ、その頃から雨漏りが始まった気がしなくもないようです。雨漏りを起こしているのは1階の天井ですので無関係にも思えますが、可能性が0とも言い切れません。スレート屋根材は色褪せは見られるものの浮きや反りを起こすほどの劣化は見当りません。築年数から考えても防水紙が破れているとは考えにくい為今回の雨漏りとは関係無いでしょう。
小屋裏を確認してみますが、やはり屋根からの雨漏りではないようで雨染み等は確認できませんでした。屋根からの雨漏りを起こす原因は防水紙の劣化ですので、表面では確認が難しいですが室内以外にも雨漏りの兆候を確認することが出来ます。屋根には傾斜(勾配)がありますので、雨水が流れ軒天に雨染みが発生することがあります。軒天には異常が見当たりませんので、屋根からの雨漏りはありません。
続いて雨漏りを起こす可能性があるのはバルコニーやベランダの防水層の経年劣化です。ベランダ等は防水層のみで雨水の浸入を防いでいるので、防水層が劣化してしまうとたちまち雨漏りを起こしてしまいます。こちらのお住まいはFRP防水が施工されていましたが耐用年数は10~13年程度、よっぽどの施工不良や酷い利用方法をしていない限り雨漏りを起こす可能性が低いでしょう。埃や泥の付着は見られましたが状態は非常に良好でした。
バルコニーの内壁に張られているサイディングに気になる点がありました。まずは防水面の立ち上がりとサイディングの下端の間にあるはずの水切り金物がありませんでした。通常雨水は上から下に向かって流れていきますが、出っ張った部分の上裏には水が溜まりやすく雨水が浸入しやすい特徴もあります。水切り金物は雨水を上裏へ溜まりにくくすると同時に、雨水浸入防止に役立ちます。住宅の品質確保の促進等に関する法律では、外壁の下端に水切りを設けるように記載もされています。恐らく一度工務店様がシーリング補修を行ったのは、サイディングの下端でしょう。試しサイディングの下側を切りとってみると、雨水が入り込み木材や透湿防水シートに雨水が浸入し腐食した形跡が見られました。
一度剥がしたサイディングは一時的に貼り直し雨水の浸入を防ぎました。今度はバルコニーの外壁に当たる部分です。こちらはシーリング材が経年劣化によりひび割れや肉痩せを起こしていましたが、雨水が入り込む程の経年劣化は見られませんでした。
サイディングの目地を埋めているシーリング材は、雨水の浸入による雨漏りやサイディングの腐食を防ぐ重要な部位です。外壁材や塗料よりも耐久性が低い為、数年ごとの打替え補修が必要になります。今回の雨漏りを起こした原因とは関係ありませんが、築8年前後で劣化が見られるお住まいが多い為、遠からず補修を行う時期になります。サイディングが浮いたことによりシーリング材が切れている場所も確認できました。この場合はまずサイディングの浮きを改善し打替える必要があります。サイディングが浮く原因は釘の浮きや抜けです。補修時には前もって錐で穴を開け釘よりも抜けにくいビスで留めていきます。
今回はサイディングの内部に入り込んだ雨水が雨漏りを起こす原因ですので、サイディングを剥がし透湿防水シートを張り直し、新規サイディングで復旧し直していきたいと思います。サイディング内部に入り込んだ雨水は、①サイディングの腐食②目地シーリング材の経年劣化③サイディングの下端からの浸入④上部にある笠木の劣化の4箇所の原因から入り込む可能性があります。今回は③サイディングの下端からの浸入の可能性が濃厚ですが、透湿防水シートが役割を果たしていなかったため、室内に雨漏りを起こしてしまいました。シートは貼りなおしたため、雨水の浸入も防げるでしょう。
サイディング張替工事を行う際の注意点としては、築年数が経過することで同じ品番のサイディング外壁が廃盤になってしまうことです。サイディング外壁は新商品が販売され回転が早い為、数年経過するだけで同製品がなくなってしまいます。今回は内壁で目立ちにくい場所で似たようなサイディングが使用できましたが、美観が大きく変わることも考えられます。
雨漏り補修や外壁材の張替工事をご検討中の方は、一度無料点検をご利用ください。雨漏りの原因をしっかりと特定し適切な補修工事で改善させていただきます。
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